約9割が節約を意識！価格上昇と節約の対象は「食料品」「外食」が上位
現在の物価上昇を受け、約9割もの人々が節約を意識していることが明らかになりました。具体的には、「常に意識している」が42％、「時々、意識している」が47％という結果です。
直近1年間で特に価格が上がったと感じるものとしては、「食料品」（85％）と「外食」（52％）が上位を占めました。これは、日々の生活に物価上昇が大きく影響していることを示しています。
また、現在節約しているものも同様に「食料品」（48％）と「外食」（38％）が上位となっており、価格上昇を感じる項目と節約の対象が一致する傾向が見られました。
| 項目 | 価格が上がったと感じるもの | 節約しているもの |
|---|---|---|
| 食料品 | 85% | 48% |
| 外食 | 52% | 38% |
| 旅行 | 39% | 10% |
| 日用品 | 27% | 23% |
| 飲料品 | 20% | 19% |
このデータから、多くの人々が日常的に消費する「食料品」や「外食」において、物価上昇を実感し、それに対して節約で対応していることがわかります。
品質と安心感を重視する「メリハリ消費」が浸透
物価が上昇する中でも、消費行動には興味深い傾向が見られます。
価格よりも「信頼性」「安全性」を重視する傾向
商品やサービスを選ぶ際に重視することは、「信頼性が高い」（62％）と「安全性が高い」（50％）が、「価格が安い」（46％）を上回りました。これは、単に価格の安さを追求するのではなく、品質や安心感を重視する消費者の姿勢がうかがえます。また、「機能が良い」（45％）も上位に挙がっています。
「旅行」と「食料品」にはお金をかけたい
価格が上がってもお金をかけたいものとして、「旅行」と「食料品」がともに51％と突出した結果となりました。
食料品は節約対象としても上位に挙げられていましたが、同時に「お金をかけたいもの」としてもトップです。このことから、全体的には節約を意識しつつも、価値を感じるものにはしっかり支出する「メリハリ消費」が強く意識されていることが読み取れます。信頼性や安全性の高い食料品には投資し、一方で不要な出費は抑えるといった賢い消費行動が広がっているのかもしれませんね。
「体験型消費」に価値を置くライフスタイル
節約を意識する一方で、出費を許容しているものとして「海外旅行」（54％）と「国内旅行」（37％）が上位に挙がりました。
これは、旅行のような特別な時間や経験に価値を見出し、そこへの支出は惜しまないという意識を示唆しています。さらに、「外食」（28％）や「コンサートなどのイベント」（23％）といった、日常生活に彩りを加える「体験型消費」も支持されており、モノの消費からコトの消費へと、ライフスタイルの重心が移りつつあることがうかがえます。
金融サービスでは「手数料」と「還元率」がカギ
物価上昇局面において、金融サービスに求めるものにも変化が見られます。
銀行サービスは「手数料」と「預金金利」が重要
銀行サービスで重視することとしては、「ATM利用手数料」（62％）、「振込手数料」（60％）が上位となりました。これは、日々の取引コストを抑えたいというニーズの表れでしょう。また、昨今の金利上昇を受けて「預金金利」も50％の人が重視すると回答しており、預け入れたお金の利回りを意識する人が増えていることがわかります。
クレジットカード・デビットカードは「キャッシュバックやポイント還元率」が突出
クレジットカードやデビットカードでは、「キャッシュバックやポイントバックの還元率」が79％と圧倒的なトップに。次いで「年会費」（49％）となりました。
これは、少しでもお得に買い物をしたいという消費者の心理が強く反映されていると言えるでしょう。また、「海外での利便性」を重視する回答も41％と高く、これは海外での利用に便利なVisaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」を利用するソニー銀行の顧客層ならではの傾向と見られます。
8割が実施！インフレ対策に積極的な姿勢
インフレへの備えについては、8割の人が何らかの対策を行っていると回答しています。
投資信託や株式投資、外貨預金といった資産運用に加え、NISAやiDeCoといった税制優遇制度の活用も進んでおり、インフレへの備えに積極的な姿勢が見られます。一方で、特にインフレ対策をしていない人も20％存在し、取り組みには個人差があることがわかります。
Sony Bank WALLETで「おトク」と「便利」を両立
調査結果からは、節約意識が高まる中で、お得感と利便性を重視する傾向が強く表れていることがわかります。ソニー銀行が提供するVisaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」は、こうしたニーズに応えるサービスと言えるでしょう。
国内ショッピングで最大2％キャッシュバック
優遇プログラム「Club S」のステージに応じて、国内のVisa加盟店でのショッピングで最大2％のキャッシュバックが受けられます。さらに、家族の資産全体を共有・管理できるファミリー優遇を活用すれば、家族全体の残高に応じて「Club S」のステージを獲得し、よりお得に利用できる可能性があります。
ATM利用手数料や他行への振込手数料がおトク
提携ATMでの預け入れは原則24時間無料、引き出しは合計月4回まで無料です。また、振込手数料も毎月2回まで無料となり、「Club S」のステージによっては最大11回まで無料になるため、日々の銀行取引にかかるコストを大幅に削減できます。
11通貨が1枚のカードに
日本円、米ドル、ユーロなど11通貨に対応しており、外貨を「外貨のまま」世界中で利用できる点が特徴です。11通貨以外でも世界200以上の国と地域のVisa加盟店で利用でき、海外ATMで現地通貨を引き出すことも可能です。海外旅行や出張が多い方には、大変便利な機能ですね。
ご家族にもデビットカードが発行可能
Sony Bank WALLET保有者の家族に「ファミリーデビットカード」を発行できます。これにより、家計管理や子どものおこづかい用として、よりお得かつ便利にカードを活用できます。
顧客の声から見るSony Bank WALLETの活用法
利用者の声からは、Sony Bank WALLETがどのように家計管理や海外での利用に役立っているかがわかります。
-
振込手数料無料を有効活用し、各口座に資金を振り分けている。
-
使用した金額をすぐに把握できるため、支出管理がしやすい。
-
海外旅行では、為替動向を見ながらクレジットカードとSony Bank WALLETを使い分けている。
-
海外で生活する子どものお金の管理ができる。
これらの声から、Sony Bank WALLETが日々の家計管理から海外での利用まで、多岐にわたるシーンで利便性を提供していることがうかがえます。
Sony Bank WALLET（Visaデビット付きキャッシュカード）の詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
今回の調査結果からは、物価上昇という経済状況の中で、消費者が賢く、そして自分にとって価値のあるものには惜しまないという「メリハリ消費」の傾向が強く表れていることが見て取れます。金融サービスにおいても、手数料や還元率、そして資産運用への意識が高まっており、個々のライフスタイルに合わせた選択がより重要になっていると言えるでしょう。