『カタン』大会・イベント運営の新たな味方、集計システムが無償公開
人気ボードゲーム『カタン』の日本語版販売元である株式会社ジーピーは、全国各地で開催される『カタン』のイベントや大会を主催する方々に向けて、対戦結果を簡単に集計できる専用システムを無償で提供開始しました。このシステムは、ボードゲームイベント運営支援サービス「ボードゲームベア」との協力により実現し、大会運営の効率化を力強くサポートします。

システムの具体的な機能と利用方法
システム概要:手作業を減らしてスムーズな運営を
この集計システムは、「ボードゲームベア」上で参加チケットの発行・管理を行い、そこから専用リンクを通じてアクセスすることで利用できます。イベント中の対戦結果や順位、スコアの集計を自動で行うため、Excelなどでの手入力作業を大幅に削減し、円滑な大会運営に貢献します。
対象者と利用条件
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対象者: カタンの大会・イベントを開催する主催者(個人・団体問わず)
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利用料: 無料(ボードゲームベアへの登録が必要)
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提供元: ボードゲームベア(無償提供協力)
主な機能一覧
このシステムには、大会運営を助ける便利な機能が満載です。
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対戦テーブル・プレイヤーごとのスコア自動集計
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ランキング/順位の自動反映
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スイスドロー・決勝卓など、複数ラウンド形式に対応
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スマートフォンやタブレットからの操作にも対応
利用方法
ボードゲームベア上でイベントを作成し、発行される専用リンクから集計システムへアクセスしてください。詳しい利用マニュアルは、カタン日本選手権のページ内で確認できます。

開発の背景:円滑なイベント運営を支援
近年、『カタン』は全国各地で大会や交流イベントが活発に開催され、多くのファンが参加しています。しかし、その一方で、「集計に時間がかかる」「進行が遅れる」といった運営上の課題も指摘されていました。今回提供される「カタン集計システム」は、これらの課題を解決し、主催者がよりスムーズにイベントを実施できるよう設計されています。まさに、かゆいところに手が届くシステムと言えるでしょう。
『カタン』とは?世界中で愛されるボードゲーム
ゲームの起源と特徴
販売累計4,500万個以上を誇り、ボードゲームブームの起源ともされる『カタン』。無人島カタンを舞台に、プレイヤーは開拓者となり、資源を集めて開拓地や都市を建設し、獲得したポイントを競い合います。将棋のような先読み、他のプレイヤーとの交渉、そして運の要素が絶妙に組み合わさった完成度の高いゲームシステムは、初心者から上級者まで幅広い層から人気を集めています。
広がる活用シーン
『カタン』は単なる「遊び」の枠を超え、近年では「学び」のツールとしても注目されています。交渉術を学ぶ研修や、授業の一環としてボードゲームを活用するなど、人や学び、地域をつなぐツールとしての活用が広がっています。
2026年『カタン日本選手権』開催も決定!
2026年には、日本最大のボードゲーム選手権である『カタン日本選手権』が開催されます。全国8会場で地区大会が行われ、ファイナルは東京で開催される予定です。

前回2025年大会では、新規参加率が51%という驚異的な数字を記録し、コアファンからライト層まで幅広いプレイヤーが参加しました。

今回はさらに規模を拡大し、全地区で定員を増やすことで、全国で累計1,400人を超える大型イベントとなる見込みです。この大会の優勝者は、日本代表選手として2027年に開催予定のカタン世界選手権へと派遣されます。

日本を縦断するこの壮大な大会に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
関連リンク
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『カタン』公式サイト:https://www.gp-inc.jp/catalog_catan.html
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ボードゲームベア公式サイト:https://boardgamebear.jp
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2026カタン日本選手権:http://www.gp-inc.jp/catan/catan_championship2026/index.html
