慶應の経済学部には、入学するとタイプAとタイプBの2種類の履修タイプがあります。
どう違うのか、数学は必要なのか、あとから変えられるのか。気になりますよね。
この記事では、2026年度の経済学部の履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)をもとに、2つのタイプの違いを整理しました。
履修タイプの扱いは年度や学則で変わることがあります。申告の前に、K-Supportの案内と学部事務室で確認してください。
ぜひ最後までご覧ください。
タイプAとタイプBの基本的な違い
2つのタイプの名前
2026年度の経済学部(25学則)の履修タイプは、次の2種類です。
| タイプ | 正式な呼び名 |
|---|---|
| タイプA | 経済理論・数学先習型 |
| タイプB | 経済実態・歴史先習型 |
履修タイプによって、第1学年と第2学年で必修として履修する科目が異なります。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
前提になる数学の知識
履修案内には、数学の前提が次のように書かれています。
| タイプ | 前提となる高校数学 |
|---|---|
| タイプA | 数学Ⅰ、A、Ⅱ、B の知識 |
| タイプB | おおむね数学Ⅰの知識 |
タイプA用の講義はⅠ・A・Ⅱ・Bの知識を前提に、タイプB用の講義はおおむねⅠの知識を前提に進みます。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
履修タイプは変更できない
履修案内には「履修タイプの変更は認められません」と書かれています。
履修タイプは、「新入生お知らせシステム」で発表されます。
なお、2年生の必修の一部には入れ替えの仕組みがあります。くわしくは後の章で触れます。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
1年生の必修の違い
基礎教育科目(必修8単位)
1年生の違いは、基礎教育科目に出ます。
| タイプ | 必修の基礎教育科目 |
|---|---|
| タイプA | 線形代数(2単位)、微分積分(2単位)、統計学Ⅰ(2単位)、統計学Ⅱ(2単位) |
| タイプB | 日本経済概論(2単位)、歴史的経済分析の視点(2単位)、統計学Ⅰ(2単位)、統計学Ⅱ(2単位) |
統計学ⅠとⅡは、どちらのタイプも必修です。
違うのは残りの4単位です。タイプAは数学、タイプBは日本経済と歴史の科目になります。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
タイプが違っても同じ必修
1年生の次の必修は、タイプにかかわらず共通です。
- 英語Study Skills
- 外国語Ⅱ(ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語から1語種。留学生は日本語)
- マクロ経済学初級Ⅰ・Ⅱ
第二外国語は、タイプとは関係なく選びます。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
2年生の必修の違い
専門教育科目の必修
2年生では、専門教育科目の必修が次のように分かれます。
| タイプ | 2年生の必修 |
|---|---|
| タイプA | ミクロ経済学初級Ⅰ・Ⅱ、経済史入門Ⅰ・Ⅱ |
| タイプB | ミクロ経済学入門Ⅰ・Ⅱ、経済史概論Ⅰ・Ⅱ |
名前が「初級」と「入門」、「入門」と「概論」で入れ替わっている点に注意しましょう。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
必修を入れ替えるには
履修案内には、タイプAとBの一部の必修を入れ替えられるとあります。
- タイプAは、経済史入門Ⅰ・Ⅱの代わりに、経済史概論Ⅰ・Ⅱを履修できる
- タイプBは、ミクロ経済学入門Ⅰ・Ⅱの代わりに、ミクロ経済学初級Ⅰ・Ⅱを履修できる
ただし、ⅠとⅡのどちらか一方だけを変えることはできません。
タイプBでミクロ経済学初級Ⅰ・Ⅱに変える場合は、第1学年で「微分積分入門」「微分積分」「線形代数」を履修しておくよう書かれています。
希望する場合は、K-SupportのNews(3月中旬頃に公開)を確認して申告します。
秋学期に開講される科目も、そのNewsの指示のタイミングで申請が必要です。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
もう片方のタイプの科目は取れる?
タイプAは日本経済概論などを選択で取れる
タイプAの学生は、日本経済概論と歴史的経済分析の視点を、選択科目として履修できます。
履修希望者が教室の定員を超えたときは、タイプBの学生が優先されます。タイプAは抽選になる場合があります。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
タイプBは数学概論を選択で取れる
タイプBの学生は、数学概論Ⅰ・Ⅱを選択科目として履修できます。
タイプAの学生は、数学概論Ⅰ・Ⅱを履修できません。自由科目としても履修できないと書かれています。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
選択科目として合格した基礎教育科目は、2年から3年への進級に必要な基礎教育科目4単位以上と、卒業に必要な基礎教育科目8単位には含まれません。
進級や卒業の条件そのものは別の話なので、くわしくは履修案内で確認してください。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)(慶應義塾大学塾生サイト)
タイプが決まったら、時間割を組む
必修の科目がタイプで違うので、時間割もタイプに合わせて組みます。


学事日程は、KPassのカレンダーで見られます。
K-LMSのコースから、選択した時間割へ授業をまとめて追加できます。
慶應生向けの時間割・TODO・カレンダー・出席管理を、1つのアプリでまとめられます。

まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2つのタイプ | タイプA(経済理論・数学先習型)、タイプB(経済実態・歴史先習型) |
| 前提の数学 | Aは数学Ⅰ・A・Ⅱ・B、Bはおおむね数学Ⅰ |
| 変更 | 履修タイプの変更は認められない |
| 1年の必修の差 | Aは線形代数・微分積分、Bは日本経済概論・歴史的経済分析の視点 |
| 2年の必修の差 | Aはミクロ経済学初級・経済史入門、Bはミクロ経済学入門・経済史概論 |
どちらのタイプが向いているかは、公式の資料には書かれていません。
迷ったら、学部事務室かK-Supportで確認しましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

