慶應の医学部1年生は、日吉キャンパスで何単位を取ればよいのでしょうか。
必修はどれか、選択はいくつ取るのか、進級できないとどうなるのか。履修申告の前に知っておきたいですよね。
この記事では、2026年度の医学部の履修案内(日吉キャンパス第1学年)をもとに、進級に必要な36単位と、履修取消のルールを整理しました。
信濃町キャンパスで学ぶ2年生以上のルールは、この記事では扱いません。
細かい点は年度で変わることがあります。申告の前に、最新の履修案内で必ず確認してください。
ぜひ最後までご覧ください。
医学部1年の進級に必要な36単位
2年生に進級する条件
2026年度の医学部の履修案内では、第2学年への進級条件を次のように定めています。
第1学年の基礎教育科目36単位を、すべて取得しなければなりません。
条件に達しないときは原級(同じ学年)にとどまります。出席が足りなくて進級できない場合もあります。
科目の区分と科目
履修案内の表では、1年の科目は次の区分に分かれています。
| 区分 | 科目の例(単位) | 履修の決まり |
|---|---|---|
| 外国語必修科目 | 英語Ⅰ(通年2)、英語Ⅱ(通年2) | すべて履修 |
| 基礎科学必修科目 | 数学Ⅰ・Ⅱ、物理学Ⅰ、化学Ⅰ・Ⅱ、細胞生物学、サイエンスラボ、情報科学 | すべて履修 |
| 医学基礎教育科目 | 医化学(3)、医学概論(2)、メディカル・プロフェッショナリズムⅠ(1)、行動科学Ⅰ(1) | すべて履修 |
| 臨床医学系科目 | 早期臨床体験実習Ⅰ(1) | すべて履修 |
| 選択枠 | 基礎科学選択科目、人文・社会科学科目、体育科目、第二外国語科目 | 合わせて最低8単位 |
区分ごとの小計は、履修案内の表で確かめてください。
1学期に申告できる単位数の上限は、この記事では扱いません。履修案内か学部事務室で確認しましょう。
出典:2026年度 医学部 履修案内(日吉キャンパス第1学年)(p.52-53)、塾生サイト「履修上の注意」(日吉・医学部)
選択枠の8単位と、履修申告の注意
8単位に数えられる科目
基礎科学選択科目、人文・社会科学科目、体育科目、第二外国語科目は、合わせて最低8単位を履修します。
基礎科学選択科目には、数学特論Ⅰ・Ⅱ、物理学Ⅱ・Ⅲ、化学Ⅲ・Ⅳ、生物学Ⅰ・Ⅱ、分子生物学があります。
第二外国語は、履修が推奨されています。
同じ名前の科目は1つまで
同じ名前の科目を2つ以上履修したとき、卒業・進級の単位になるのは1科目までです。
2つ目以降は、B欄(自由科目)で申告します。
ただし体育実技A・Bは、同じ名前でも、すべてA欄で申告できます。
他学部・他キャンパスの科目
日吉で開講される他学部の科目は、特別な申請なしで履修できます。ただし初回授業やシラバスに個別の指示がある場合があります。
他キャンパスで開講される他学部の科目は、必ず科目担当の教員の許可を得ます。許可が出なかったときは、取消期間に取り消します。
他学部の必修科目や、クラスが指定された科目は、原則として履修できません。
体育は健康診断が必要
体育の実技・演習を履修するなら、定期健康診断の受診が必須です。2026年度は4月4日から9日でした。
未受診のまま履修登録をすると、受講できず、成績はDまたはF(不合格)になります。
出典:2026年度 医学部 履修案内(日吉キャンパス第1学年)(p.32、p.52-53)、塾生サイト「履修上の注意」(日吉・医学部)

履修取消のルール
取消の期間と上限
履修登録の取消ができる期間は、科目の開講時期ごとに決まっています。
| 科目 | 2026年度の取消期間 |
|---|---|
| 通年・春学期・春学期前半 | 4月29日10:00〜4月30日16:00 |
| 春学期後半 | 6月24日10:00〜6月25日16:00 |
| 秋学期・秋学期前半 | 10月22日10:00〜10月23日16:00 |
| 秋学期後半 | 12月14日10:00〜12月15日16:00 |
各期間とも、取り消せるのは8単位までです。自由科目も含めて数えます。
集中講義の取消は、別の期間です。8単位の上限には含まれません。
取り消せない科目
次の区分の科目は、取消ができません。
- 外国語必修科目
- 基礎科学必修科目
- 医学基礎教育科目
- 臨床医学系科目
- 基礎・社会医学系科目
進級や卒業の条件を満たせなくなる取消も、認められません。
取り消したあとの扱い
一度取消を申告した科目は、履修を復活できません。
取り消した科目には、成績がつきません。
36単位のうち、必修の区分は取り消せません。
取り消せるのは、主に選択枠の科目です。申告の前に、内容を見て選びましょう。
出典:2026年度 医学部 履修案内(日吉キャンパス第1学年)(p.27)、塾生サイト「履修上の注意」(日吉・医学部)
進級できないとき
原級になったとき
進級の条件に達しないと、原級になります。
原級にとどまった人は、前の年度で合格した科目を、もう一度履修する必要はありません。
在学できる年限
学則には、退学処分になる年限が定められています。
第1学年と第2学年を合わせて4年在学しても、第3学年に進級できない人は、退学処分となります。
不安があるときは、日吉の主任・学習指導主任に相談しましょう。
出典:2026年度 医学部 履修案内(日吉キャンパス第1学年)(p.44、p.53)、塾生サイト「履修上の注意」(日吉・医学部)

履修が決まったら、時間割を整える
日程をまとめておく
履修が決まったら、授業の曜日と時限、課題の締め切りを、見やすいところにまとめておきましょう。

履修申告の締切と学事日程は、KPassでまとめて見られます。
K-LMSのコースから、選択した時間割へ授業をまとめて追加できます。
慶應生向けの時間割・TODO・カレンダー・出席管理を、1つのアプリでまとめられます。

まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 進級の条件 | 第1学年の基礎教育科目36単位をすべて取得 |
| 選択枠 | 基礎科学選択・人文社会・体育・第二外国語で最低8単位 |
| 同名の科目 | 進級の単位になるのは1科目まで。2つ目はB欄 |
| 履修取消 | 各期間8単位まで。必修の区分は取消不可 |
分からない点は、履修案内と日吉の医学部の窓口で確かめましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

