慶應の法学部には、1年間に履修できる単位数の上限があります。
春学期にたくさん取ると、秋学期に取れる単位が減るのでしょうか。上限を超えて取りたいときや、取った授業をやめたいときは、どうすればよいのでしょう。
この記事では、法学部(法律学科・政治学科)の履修上限と、上限に入らない自由科目、履修取消のルールを、大学の公式資料をもとに整理しました。
日程や条件は年度で変わります。この記事は2026年度の法学部の資料にもとづくので、申告の前にK-Supportの案内で確認してください。
ぜひ最後までご覧ください。
法学部の履修上限は1学年48単位
春学期と秋学期を合わせて48単位
2026年度の法学部の履修案内では、1学年で履修できる単位数の上限は、法律学科・政治学科とも48単位です。
春学期と秋学期の合計で数えます。
塾生サイトの例では、春学期に22単位を申告した場合、秋学期の上限は26単位になります。
春学期に単位が取れなかった科目があっても、同じです。
| 春学期の申告 | 秋学期の上限 |
|---|---|
| 22単位 | 26単位(48−22) |
出典:2026年度 法学部 履修案内(日吉キャンパス第1・2学年)、塾生サイト 日吉・法学部「履修上の注意」
上限に入るもの
履修案内には、春学期に不合格となった科目の単位も含めて48単位、と書かれています。
再履修する科目も、上限に含まれます。
前年度に不合格だった科目を取り直す場合も、その科目を含めて48単位です。
春学期の申告が多いほど、秋学期に取れる枠は減ります。
春の不合格分も上限の中にあるので、秋学期の枠は、春の結果にかかわらず「48−春の申告単位」です。
出典:2026年度 法学部 履修案内(日吉キャンパス第1・2学年)、塾生サイト 日吉・法学部「履修上の注意」
上限に上乗せされる科目
第1・2学年で、日吉設置の外国語インテンシブコースを履修する人は、4単位まで選択外国語として上限に上乗せできます。
ただし、自由科目で履修した場合は、上乗せになりません。
三田設置のインテンシブも、上乗せの対象外です。
教職課程の登録者は、関連科目を自由科目として、上限なしで履修できます。
出典:2026年度 法学部 履修案内(日吉キャンパス第1・2学年)
48単位を超えるなら自由科目で申告する
自由科目には上限がない
上限を超えて取りたい科目は、自由科目として申告します。
履修案内には、自由科目による履修に上限はない、と書かれています。
塾生サイトでは、自由科目は履修上限にも含まれない、と説明されています。
出典:2026年度 法学部 履修案内(日吉キャンパス第1・2学年)、塾生サイト 日吉・法学部「履修上の注意」
単位は進級・卒業に入らない
自由科目の単位は、進級・卒業に必要な単位には数えられません。
進級条件の30単位も、自由科目を除いて数えます。
興味のある授業を試したいときには向いていますが、卒業に必要な単位を埋める目的なら、通常の区分で取る必要があります。
抽選では上限の超過に注意
三田の履修申告のページには、履修上限を超過した状態で抽選が行われると、優先順位が下がる、と書かれています。
抽選のある科目を狙うときは、上限を超えない形で申告しておきましょう。
また、抽選で漏れた科目は申告が無効になりますが、漏れた科目の単位数を含めて上限までは、二次申告期間中に申告できます。
出典:塾生サイト 三田・法学部「履修上の注意」、塾生サイト 日吉・法学部「履修上の注意」
秋学期の申告で知っておきたい特例
進級・原級の判定が出ている人
三田の履修申告のページには、春学期末の成績表で判定が「進級」または「原級」の学生に向けた案内があります。
この場合、秋学期開講科目だけで、上限の48単位まで履修申告できます。
判定欄が空欄の学生は、春秋合わせて48単位が上限です。
留学・休学から戻る人
留学や休学が終わって、秋学期から就学する学生も、同じ特例の対象です。
対象になるかどうかは、自分の成績表と、K-Supportの案内で確かめましょう。
進級や原級の判定と、秋学期の上限の関係は、人によって当てはまり方が違います。
迷ったら、学部事務室かK-Supportの案内で確認してください。
履修取消は期間と8単位のルールを確認
日吉設置科目の取消期間(2026年度)
日吉設置科目の取消は、科目の開講区分ごとに期間が決まっています。
| 対象 | 2026年度の取消期間 |
|---|---|
| 通年・セット・春学期・春前半 | 4月29日(水)10:00〜4月30日(木)16:00 |
| 春後半 | 6月24日〜6月25日 |
| 秋学期・秋前半 | 10月22日〜10月23日 |
| 秋後半 | 12月14日〜12月15日 |
取消期間には、科目の追加や修正はできません。
出典:2026年度 法学部 履修案内(日吉キャンパス第1・2学年)
取消できるのは各期間8単位まで
各取消期間とも、取り消せる上限は8単位です。自由科目も含まれます。
集中講義は別枠で、この上限に含まれません。
取り消した科目は復活できず、成績もつきません。
進級や卒業の条件を満たさなくなる取消は、認められません。
必修科目とインテンシブは取り消せない
必修科目は、取消できません。選択必修の科目は、取消できます。
外国語インテンシブは、必修だけでなく、選択の区分のコマも取消できません。
三田設置の科目は、法学部設置のうち必修科目と、日吉設置の外国語インテンシブ以外は、各学期の取消期間に取り消せます。
三田の取消期間の日付は、この記事では確かめていません。K-Supportの学事日程で確認してください。
出典:2026年度 法学部 履修案内(日吉キャンパス第1・2学年)、塾生サイト 三田・法学部「履修上の注意」
途中でやめるなら取消を忘れない
政治学科の履修案内には、途中放棄や試験放棄は、履修取消をしない限りD(不合格)の評語がつく、と書かれています。
授業をやめると決めたら、取消期間のうちに手続きをしましょう。

出典:2026年度 法学部 履修案内(日吉キャンパス第1・2学年)
申告のあとは、時間割と締切をまとめる
上限の中で履修が決まったら、授業の曜日と時限、取消期間の日付を、見やすいところにまとめておきましょう。

履修申告の締切や取消期間の予定は、KPassの学事日程で見られます。
K-LMSのコースから、選択した時間割へ授業をまとめて追加できます。
慶應生向けの時間割・TODO・カレンダー・出席管理を、1つのアプリでまとめられます。

まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 履修上限 | 1学年48単位(春秋の合計。春の不合格分・再履修も含む) |
| 上限を超えて取る | 自由科目で申告。上限なし、進級・卒業の単位には入らない |
| 上乗せ | 日吉設置の外国語インテンシブは4単位まで(自由科目は不可) |
| 履修取消 | 各期間8単位まで。必修とインテンシブは不可。復活できない |
春学期の申告が多いと、秋学期に取れる単位は減ります。
迷ったら、学部事務室かK-Supportの案内で確かめましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

