慶應の経済学部には、履修できる単位数に上限があるのでしょうか。
上限の外で取った科目が、進級や卒業の単位に数えられないと聞いて、不安になった人もいるかもしれません。
この記事では、経済学部の履修上限と、進級・卒業の条件を、2026年度の履修案内をもとに整理しました。
数字は、2026年度の経済学部の履修案内によるものです。2026年度に在籍している経済学部生には、すべて25学則が適用されます。
入学年度や学則で扱いが違う場合もあるので、申告の前に学部事務室かK-Supportで確認してください。
経済学部の履修上限は全学年48単位
日吉は年間48単位、三田は各年度48単位
2026年度の履修案内では、上限は第1学年から第4学年まで、すべて48単位です。
| 学年 | 上限 | 履修案内の記載 |
|---|---|---|
| 1・2年(日吉) | 48単位 | 「第1学年・第2学年とも48単位」 |
| 3・4年(三田) | 各年度48単位 | 「各年度48単位」 |
日吉の48単位は、春学期と秋学期をあわせた年間の数です。
1・2年の必修科目は、春学期の申告の時点で、春と秋の分がすべて登録されています(一部の再履修科目を除く)。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)、2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
三田では春学期に30単位以上で注意が出る
三田では、春学期に30単位以上を申告すると、申告画面に注意のメッセージが出ます。
秋学期の分を残して春学期を詰め込みすぎると、通年の48単位に響くので、年間で考えましょう。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
不合格・自由科目・研究会も上限に入る
三田の履修案内には、次のように書かれています。
- 不合格になった科目も、履修上限に含まれる
- 自由科目でも、履修上限内で申告したものは含まれる
- 研究会は、3年はa・b合わせて4単位、4年はc・d・卒業論文合わせて8単位が含まれる
不合格の科目の分も、単位数としては消えません。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
履修上限に入らない科目
日吉(1・2年)で上限外になる科目
日吉の履修案内で、上限に含まれない科目として挙げられているものは次のとおりです。
- メディア・コミュニケーション研究所の研究生として履修する、同研究所の設置科目
- 教職課程の登録をして履修する、教職課程センターの設置科目
- 1年の春学期に不合格だった外国語Ⅰ必修(英語Study Skillsなど)を、同じ年の秋学期に再履修する場合
2年生には、再履修の科目についての記載があります。
- 外国語Ⅰ・外国語Ⅱの必修の再履修
- 統計学Ⅰ・Ⅱ、マクロ経済学初級Ⅰ・Ⅱの再履修
- 履修タイプ別の基礎教育科目の再履修
どの科目が自分の学年で上限外になるかは、履修案内の学年ごとの記載で確かめてください。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)
三田(3・4年)で上限外になる科目
三田の履修案内には、上限外の科目として、研究生・教職課程の科目のほかに、次の2つがあります。
- 4年のときに、大学院の設置科目を先取り履修する場合
- 日吉で取り残した必修科目(統計学Ⅰ・Ⅱ、マクロ経済学初級、ミクロ経済学など)を取る場合
日吉で取り残した必修は、「日吉再履修科目時間割表」から履修します。クラスの指定はなく、自分の履修タイプに従います。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
上限外で取った科目は進級・卒業の単位に数えない
3年の24単位の数え方
3年から4年に進級するには、「履修上限の範囲内で履修した科目のうち24単位以上」を取る必要があります。
つまり、上限外で履修した科目は、この24単位に数えられません。
三田の履修案内には、次の例が書かれています。
未取得だった統計学Ⅰを3年のときに再び履修して単位を取れても、24単位には含まれません。
取り残した必修を3年で取っても、進級に必要な24単位は別に積まなければならない、ということです。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
4年の12単位も同じ
卒業にも、「第4学年で履修上限の範囲内から12単位以上」という条件があります。
4年の上限外の科目は、この12単位にも数えられません。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
25学則で3年の条件が28単位から24単位に
3年から4年への進級に必要な、上限内の単位数は、学則で違います。
| 学則 | 3年から4年への進級に必要な上限内の単位 |
|---|---|
| 16学則・23学則 | 28単位以上 |
| 25学則 | 24単位以上 |
2026年度は、在籍している全員に25学則が適用されます。
古い情報を見るときは、学則の違いに気をつけましょう。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
学年ごとの進級・卒業の条件
1年から2年、2年から3年
1年から2年へは、第1学年の履修申告科目から、合計24単位以上を取ることが条件です。
2年から3年へは、合計60単位以上が必要で、そのなかに次の単位を含みます。
- 基礎教育科目 4単位以上
- 外国語科目 8単位以上(英語Study Skills 2単位+外国語Ⅱの6単位)
- 専門基礎科目 10単位以上(必修から6単位、選択必修から4単位)
25学則への移行で、専門基礎科目の進級に必要な単位は、旧学則の8単位から6単位に変わりました。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)
3年から4年、そして卒業
3年から4年へは、次の条件をすべて満たす必要があります。
- 基礎教育科目 8単位以上
- 専門基礎科目 16単位以上(内訳は定めない)
- 第3学年で、履修上限の範囲内の科目から24単位以上
- 第3学年に2学期以上在学し、その年度の秋学期に在学していること
卒業には、126単位以上が必要です。そのうえで、第4学年の履修上限内の科目から12単位以上を取ります。
4年にも、2学期以上の在学と、その年度の秋学期の在学(9月卒業の場合は春学期)が条件です。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(日吉キャンパス 第1・2学年)、2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
条件を満たさない申告には理由書が要る
進級・卒業の条件を満たさない履修申告をしたい場合は、保証人連名の理由書を出す必要があります。
理由書は学生部で配られます。
自分の状況で条件を満たせるか迷ったら、学部事務室かK-Supportで確認しましょう。
出典:2026年度 経済学部 履修案内(三田キャンパス 第3・4学年)
申告のあとは、時間割を整える
上限の中で履修を決めたら、授業の曜日と時限、予定をまとめておきましょう。

学事日程は、KPassでまとめて見られます。
K-LMSのコースから、選択した時間割へ授業をまとめて追加できます。
慶應生向けの時間割・TODO・カレンダー・出席管理を、1つのアプリでまとめられます。

まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 履修上限 | 全学年48単位(日吉は年間、三田は各年度) |
| 上限に入る | 不合格の科目、上限内の自由科目、研究会 |
| 上限外の例 | 研究生・教職課程の科目、日吉で取り残した必修、大学院先取り |
| 3年から4年 | 上限内で24単位以上(25学則) |
| 卒業 | 126単位以上、4年に上限内で12単位以上 |
上限外で取った科目は、3年の24単位と4年の12単位に数えられません。
迷ったら、学部事務室かK-Supportで確かめましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

