慶應の派遣交換留学(1年間、協定校に通う制度)を考えている人向けの記事です。
2027年度の秋募集は9月28日で締め切られました。次に出願できるのは春募集で、出願期間は2027年5月7日〜5月28日 15:59です。
英語のスコアは出願の時点でそろっている必要があるので、準備は今から始まります。国際センターの公式ページと募集要項で確かめた内容です(2026年11月2日時点)。
2027年度の出願日程
派遣交換留学には秋募集と春募集があり、協定校によってどちらで募集するかが決まっています(出願・選考スケジュール)。
| 秋募集 | 春募集 | |
|---|---|---|
| 出願期間 | 2026年9月7日〜9月28日 15:59(終了) | 2027年5月7日〜5月28日 15:59 |
| 学内選考の結果 | 2026年11月25日 | 2027年7月20日 |
| 候補生オリエンテーション(参加必須) | 2026年12月12日 | 2027年8月上旬 |
| 異文化理解講座(参加必須) | 2026年12月12日 | 2027年12月中上旬 |
| 留学の開始 | 2027年7月〜10月ごろ | 2028年2月ごろ |
オリエンテーションと異文化理解講座は、授業以外の理由で休めません。日程は変わることがあり、変わった場合は国際センターのサイトで知らせると書かれています。
春募集で行ける大学
2027年度の募集要項で春募集に載っているのは、次の8校だけです。
- オーストラリア:The Australian National University、The University of Melbourne、The University of New South Wales、The University of Queensland、The University of Sydney
- ニュージーランド:The University of Auckland、University of Otago
- アルゼンチン:Universidad Torcuato Di Tella
年度によっては募集の無い大学もあります。最新の状況は協定校別募集要項で確かめてください。
北米・ヨーロッパ・アジアの協定校は、一覧ではすべて秋募集です。今年度の秋募集はすでに終わっています。
出願できる人(学部生)
募集要項の「出願資格」の主な点です。細かい条件は募集要項の本文を読んでください。
- 出願時に学部1〜3年に在籍していること。1年生は、2学期目に在籍していて、留学時に2年に進級する予定なら出願できる
- 4年生は、所属学部が留学を認めている場合に出願できる。先に学部の学事担当に確かめる
- 1年次からの累積GPAが2.00以上で、志望する協定校の成績要件も満たしていること
- 英語の語学能力証明書が要る大学を志望する場合は、TOEFL iBT 旧スケール72点以上・新スケール4.0以上、またはIELTS 5.5以上で、志望する協定校の語学要件も満たしていること
協定校ごとに、学年・語学・GPA・事前に取るべき科目などの条件が別にあります。協定校の要件を出願時点で満たしていないと、その大学は志望校にできません。
英語スコアは今から準備する
英語で留学するなら TOEFL iBT か IELTS
派遣交換留学では、英検やTOEICは語学の証明として受け付けられません(募集要項)。
- TOEFL iBT・IELTSとも、受験から2年以内のスコアだけが有効
- テストセンターで受けたものだけ。TOEFL iBT Home Edition と IELTS Online は使えない
- IELTSはアカデミック・モジュールだけ。One Skill Retake のスコアは使えない
- TOEFL iBTは受験日ごとのスコア(Test Date Scores)だけ。MyBest Scores は使えない
TOEFL iBT の点数の表し方が変わった
TOEFL iBTは2026年1月21日から、点数が0〜120点の形から1〜6の形に変わりました。
そのため2027年度の募集から、学内の基準が「旧72点以上または新4.0以上」になっています(交換留学 最新情報)。協定校の要件がどちらの形で書かれているかも確かめてください。
いつまでに受けるか
募集要項は、学内選考の出願締切の3か月前までにTOEFL iBTかIELTSを受けることを強く勧めています。
春募集の締切(5月28日)から数えると、2月下旬までに一度受けておく計算です。
結果が届くまで時間がかかることもあります。締切の後に出したスコアは、どんな理由でも受け付けられません。

出願の前に確かめておくこと
- 留学は1学年間(10か月ほど)。1学期だけの留学はできない
- 留学中の学費は慶應に納め、留学先の授業料は免除される。ただし Semester Fee などの諸費用は自分で協定校に払う(北米では合計が数十万円になることもある)
- 授業料を除いた生活費は、150万〜300万円以上かかる可能性があると募集要項に書かれている
- 取った単位が卒業に必要な単位として認められるか、4年で卒業できるか、ゼミ選考とどう重なるかは学部で扱いが違う。出願前に所属学部の学事担当に確かめる
- 同じ時期に行く学内の他の留学プログラムとは、2027年度の募集から併願できなくなった(交換留学 最新情報)
- 出願は留学出願用サイト「KEIO IC-NET」から行う(派遣交換留学詳細)
派遣交換留学生だけが申し込める奨学金もあります。種類は国際センターの交換留学等の奨学金のページにまとまっています。
今年度の春休みの短期留学(締切と合格後の日程)は、別の記事にまとめています。
