麻宮騎亜氏デビュー40周年を飾るビッグプロジェクト
日本の漫画家・イラストレーターである麻宮騎亜氏が、2026年に迎えるデビュー40周年を記念し、新たなコミックプロジェクトを始動させます。この記念すべきプロジェクトは、麻宮氏の代表作である『サイレントメビウス』と、マーベルの世界的コンテンツである『アベンジャーズ』がクロスオーバーする新作コミック『サイレントメビウスX（クロス）アベンジャーズ』として、2026年にアメリカのマーベルで連載されることが決定しました。
東京コミコン2025での衝撃発表
この驚きのニュースは、2025年12月5日から12月7日まで幕張メッセで開催された「東京コミコン2025」のメインステージ「アーティストアレイ」にて発表されました。スペシャルステージには、マーベルコミック編集長のCBセブルスキー氏、漫画家・イラストレーターの麻宮騎亜氏、そして翻訳家アーティストエージェントの柳亨英氏が登壇し、今回の企画について語りました。
CBセブルスキー氏と麻宮氏の間には30年来の親交があり、柳氏も麻宮氏とは20年の付き合いがあるとのこと。長年の信頼関係が、この壮大なクロスオーバー企画を実現させた背景にあるのかもしれませんね。
麻宮騎亜氏とアメコミの歴史
麻宮騎亜氏は、1999年に日本人アーティストとして初めてアメリカンコミックの世界に挑戦しました。これまでに『X-MEN』、『バットマン』、『スターウォーズ』、『ヘルボーイ』、『ソー』など、アメリカの出版社を跨いで多岐にわたる作品を手掛けてきた実績があります。
2026年の漫画家デビュー40周年という節目に、マーベル側から直接オファーがあったとのこと。麻宮氏は（イラスト以外の）アメコミでの仕事からの引退を表明しており、この『サイレントメビウスXアベンジャーズ』が、その最後を飾る作品となる可能性が高いとされています。
『サイレントメビウスXアベンジャーズ』の作品概要
公開されたティザーイラストとキャラクタースケッチ
発表と同時に、2点のティザーイラストとキャラクタースケッチが公開されました。ティザーイラストは、それぞれのキャラクターを囲んで描かれたものと、メインキャラクターが集合したイメージイラストです。
キャラクタースケッチは、麻宮氏がマーベル側との確認のために描いたもので、『サイレントメビウス』の主人公「香津美リキュール」と、『アベンジャーズ』の「キャプテン・アメリカ」の2点が含まれています。これらのスケッチには、麻宮騎亜氏独特の意匠が随所に垣間見える、ファンにはたまらない仕上がりとなっています。
コミックのフォーマットと制作体制
このクロスオーバーコミックは、全6回で構成される予定です。フォーマットはマーベルの基準に準拠し、シナリオ、ペンシル、インク、カラーの全てを麻宮氏が一人で担当するという、まさに渾身の一作となるでしょう。アナログを主とした描き込みで、作品の世界観が緻密に表現されると期待されます。
関連イベントと先行販売品
新作コミックの連載開始に合わせ、麻宮氏の代表作や関連作品をテーマとしたイベントも企画されています。
現在、「東京コミコン」のアーティストアレイにある麻宮騎亜氏のブースでは、『サイレントメビウスXアベンジャーズ』の先行特集本「スターターブック」が販売されています。このスターターブックには、メインキャラクター12人のスケッチのほか、麻宮氏、CB氏、柳氏のコメントが掲載されており、麻宮ファンやアメコミファンにとっては見逃せないアイテムとなっています。また、直筆サイン入りのアートプリント2種も販売中です。
今後の展開と期待
現段階では、この新作コミックの日本語版や日本での出版は未定とのことですが、関連イベントなど、今後の続報にぜひご期待ください。世界中のファンが注目するこのビッグプロジェクトから、今後も目が離せません。
参考情報
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- チケットペイ サービスサイト: https://lp.ticketpay.jp/
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- 株式会社ペイメントフォー 公式サイト: https://www.paymentfor.com/